不動産売買の真銅です。
家って誰も住まずに放置しておくと、住んでるよりも傷んできます。
これは中古住宅に限らず、新築の建物でも同じことが言えます。
具体的には、クロスの継ぎ目がはがれたり、建具の開け閉めがしづらくなるという現象が起きやすくなります。
これは、窓や雨戸を閉めっぱなしにする期間が長くなることで、空気の入れ替えがされず、室内の温度や湿度が調整されないからです。
そのため、クロスの伸び縮み、木材の膨張・収縮、サッシや建具に使われる金具のサビ、鍵穴が硬くなるなどの現象が起きてしまいます。
また、水道を使わないことで、蛇口に使われるゴム製のパッキンが固って水漏れしたり、排水管が乾燥して下水管から臭いにおいが入ってきてしまいます。
人が生活することで抑えられる現象が、空き家の状態が続くことで発生し、建物の寿命を短くしてしまい、買い手の印象も悪くしてしまいます。
空き家を手放そうとお考えの場合は、できるだけ使わない期間を短くするように心がけましょう。
将来、その建物に戻ってくる場合でも、月に一度は窓を開けて空気を入れ替え、水を流して給排水管を傷めないようにすることをおススメします。
ぶどうの木不動産株式会社 代表取締役
大手のハウスメーカーに12年、大手の不動産仲介会社に12年在籍し、建物と不動産売買に関する実績があります。
【保有資格】
・宅地建物取引士
・AFP(2級ファイナンシャルプランナー)
・住宅ローンアドバイザー
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